「ウナギ文」を英語にするには ()
「ウナギ文」ってご存知ですか? 「私はウナギ」 これはどこで言うセリフでしょう? 飲食店で注文するときです。 しかしこれを機械翻訳すると、 I am an eel. 私はウナギだ DeepLではこのように訳されましたが、プルダウンメニューで I will take an eel (私はウナギを食べる) も選択できます。「I will take an eel私はウナギを食べる」も、プルダウンメーでーで選択可 ChatGPTは? ChatGPTは冒頭から、つぎのように聞いてくれました。 文脈から判断
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「牛丼店」を restaurant と AI が訳す理由 ()
「牛丼店で牛丼弁当を買った」 I bought a gyudon lunch box at a gyudon restaurant. I bought a gyudon lunch box at a gyudon shop. Gemini は「牛丼店」を restaurant と訳しました。 理由を聞いてみると、 「「牛丼店には必ずイートインスペースがあり、客は店内で調理された料理(牛丼)をテーブルで提供されます。 この「座席で食事を提供する」という機能を持つため、「Restaurant」という
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AI 翻訳の内幕をAIに聞いた ()
「AI」と数時間にわたり、対話しました。 AI 翻訳の内側で何が起こっているかを聞いてみました。初の試みです。 この文章をGemini に「英訳して」とプロンプトしました。↡「皿を載せたロボットが店内を忙しく動き回っている」 Robots carrying dishes are busily moving around the restaurant. ここで凄いのは 「店」→ restaurant とGeminiが訳してくれたことです。 「店」を shop, store と訳しそうなところを、r
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言葉を足して訳すこともある ()
AにBを添加して撹拌し、さらにCを添加する」 これを英文にするとき、注意すべきことがあります。 B is added to A and stirred, and C is further added. 注)further は「さらに」↑この英文は好ましくないです。 「AにBを添加して撹拌する」ところまではよいのですが、Cはどこに加えるでしょう? Cは、BとAを混ぜたものに加えます。そこで、 B is added to A and stirred, and C is further add
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Please は使わない ()
「ボタンを押し下げてください」 Press down the button. 技術文書では「~してください」と言っても、please を使いません。 一般の英語から考えると、「ボタンを押せ!」と言っているので大変失礼ですが、技術英語では please を付けないことは、むしろ親切です。 please を付けない理由は、 ◇ 明確性と簡潔性のため マニュアルや仕様書では正確に素早く情報を伝えることが必要です。 器具の使用は命にも関係することがあるので、簡潔に早く命令した方が、ユーザにとっては親切で
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access to は間違い ()
I access to the Internet (×) この文章は間違いです。 よくやってしまう間違いなので要注意です。 どこが間違っているでしょう? to を付けたことです。 access は他動詞のみであり、自動詞はありません。 他動詞は「目的語に働きかけをする動作」を表します。 access の目的語は、アクセス先です。 I access the Internet (〇) access は必ず「~にアクセスする」という形でしか使えないので、他動詞しかありません。 必ず目的語が必要で
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